54540Cと戯れる（その8）

　既視感は有るけれどこれは別物。災害現場から発掘された様なレベルのジャンク品から取り出した54542Cのメイン基板。あまりの汚れっぷりに洗浄せざるを得ず、その過程で一部ダメージが増えたけれど、そもそも被っている汚れが有害物質か？マスクしてても喉をやられる程。



　内部のゴムスペーサーは溶解気味だし、A/Dコンバーターソケットの固定具は腐食しているし、どの道洗浄せずには実用品にはならなかったので仕方無いのですが、１回目の洗浄で止めて置けば今頃ニコイチアップグレードが成功していたかもと思うとちょっと急ぎ過ぎたかなと。実は２回目の洗浄前はニコイチでほぼ動いている状態(但しキャリブレーション未。精度は別問題)でした。

　最初は意識していなかったのですが、5454”2”Cなので全チャンネル同時2Gサンプルなんですよね。54540Cは同時だと500Mなのに。元々解析・データ取り用に調達した物なのですが、スペックが上だったのでこっちを再生する事に方針を変更しました。洗浄はまぁ・・・健康には替えられなかったと言う事で。

　なお、メイン基板以外の大半の部品は汚れたり砕けたり曲がったり凹んだりで基本全廃棄。メイン基板も一部部品(リアパネ近傍の高速コンパレータ)がもげかかりとか、初回通電時は爆音(中で大型FANのフレームが砕けていた為)とか、売った方も買った方も良くこれ通電したよねｗ 流石激安品。正にジャンク品。汚れと言うか汚染レベルでしたが満足はしています。

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